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非常識科学の健康学1

喫煙と癌(1)

健康に関して不思議なことがある。煙運動が始まって以来、当然であるが男性の喫煙率がどんどん減っている。現在では建物の中で、たばこの煙を吸うということは、非常にまれだ。

どこの町でも都心部はほとんどが禁煙指定されている。

しかも「健康増進法」という法律が施行されて、そのうち喫茶店ですら完全禁煙になろうかという時代。

ところがだ、肺癌の罹患率がすごい勢いで増加している、不思議なことに。下のグラフを見ていただきたい。これは肺癌の罹患率と死亡率の年次推移グラフだ(国立ガンセンターHPより)。

次のグラフは喫煙率の推移(JT調べ、1965年から2018年までのもの)

男性喫煙者(右下がりの線群)はどんどん減少、一方女性喫煙者(下の方の線群)の変化は大きくなく大体横ばい。ところが、女性の肺癌も増えているのだ。

たばこ吸って肺癌になっても、それはそいつ自身の責任だ。だから、それはいい。

しかしこれは、夫や職場での喫煙率がどんどん下がる中、つまり副流煙の被害がどんどん減っている中で、女性の肺癌が増えているということを意味する。肺癌だけではなく、ほとんどの癌が増えている。ひどいのは乳癌だ。これはしかも、年齢調整後のデータでだ。(高齢者は癌にかかりやすい、高齢者が増えるとその分、癌患者が増えるため、その補正しているということ)

これはどうしたことだろう?

食生活は進歩し、栄養は十分であり、僕が子供の頃よりも食品添加物やら危険な農薬は激減してるはず。減塩もしてるはず。しかし、胃癌を除き、現実的に癌で死ぬ人はどんどん増えているのだ。現象を素直に見れば、答えは簡単。煙草の煙を吸わなくなったから、癌にかかりやすくなってしまった、ということ。

もちろん、こんなこと言ったところで、「何あいつ馬鹿言ってるんだ」と、一笑に付されるであろう。

事実、これを言ったら、誰からも馬鹿にされた。

でも、日本は一億総クリーン社会を目指している。なんでもクリーンだ。抗菌抗菌とうるさい。夫は禁煙したし、分煙化も進んだので煙草の煙はない、車の排ガスも最近はきれい、菌もどんどん減る。その結果、癌死亡率上昇!。

どこがおかしいのだろう?みんなお医者さんや癌研究者の言うことを聞いて、頑張って禁煙した。その結果がこれ。

でも、実はこの現象の説明はそれほど難しくはないし、むしろ簡単だと僕は思っている。その理屈を次に書くことにする。

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